そもそも大変な動物好きで、小さなころの夢はドリトル先生のような、動物たちと会話のできる獣医さんになるのが夢でした。
高校を卒業後、動物好きな気持ちは変わらず、でも頭はたいして良くなかったので、県立の農業短大に入学し、畜産科で繁殖学を学ぶのでした。
思えばそのころから、ブリーダーになる運命がはじまっていたのかもしれません。
結婚後、たまたま本屋で購入した雑誌に、キラキラお目目のコーギーの写真が載っていたのに一目惚れして、「犬を飼うのだったら、絶対コーギーだ!!」と思い始めたのが、現在に至るまでのきっかけです。
初めて我が家に来たコーギーは、当時ではめずらしいトライカラーで、近くのブリーダー(今はもうない・・・)のケンネルに行って見せてもらい飼うことを決めました。実家で秋田犬を飼っていたことはありましたが、記憶としては家にいたという感じです。
話を戻しますが、この子はとても賢く、生後55日で我が家に来ましたが、来て1週間で、待て、座れ、お手が出来たのです。
老いた今でも、たまに鼻の上におやつを置いて「待て!」と言うとちゃんと出来ます。凄いです。
寝ているときは後ろ足が、まっすぐに伸びて寝ているのです。なんというか、寅の皮の敷物のように・・・。ちょっと表現が可愛くないですが・・・ひっくりかえっても寝るんです。大の字になって・・・(笑)とにかく一つ一つのしぐさが、愛らしかったです。
教えることも良く憶えてくれて、ノーリードでもそばを離れず大変忠実でした。そのすべてに魅了されました。
コーギーのブリーダーをはじめるにあたって、特別変わった理由はありません。 ブリードを始めて、いろんなことを勉強させていただきました。一番大変なのはやはり、妊婦犬の管理とお産・それと幼犬の育てる段階です。
食事管理はもちろん、低血糖などの症状が出ないか?また、いつもと違うところが無いかなど、毎日そばにいないとわからないことが多いです。
結局仕事は出来なくなってしまいました。
お産が始まると犬は安産というけれどそうでもなく、介助が必要なときもあれば、順調に生まれていたかとお思うと、とんだアクシデントにあい、一晩中付き合うことも多々あります。
たくさん生まれて、母犬のおっぱいだけでは足りなくて授乳を必要とするときなどは、夜中にミルクをあげていて、ベビーを持ったまま寝ていたこともありました・・・。
子犬の目が開いて、ヨチヨチと歩けるようになるまでは、寝不足の日々が続き、やっと安心できるようになったかと思えば、今度は離乳という手間のかかる仕事が待っております。
結構ヘトヘトの毎日です。
でも、無事生まれたときの安堵や、母犬との達成感(犬はそう思っていないかもしれませんが・・・)、目が開いたときの感動や、転がりながら、歩いている姿や、私達に甘えてくる様子などに触れるたびに、日々の苦労も何処かに吹っ飛んでしまいます。
こんな思いで育ててきた子達を、新しい飼い主の方に手放すときは心なしか悲しい思いをするのも現実で、それでも、この子達にご縁を感じて、迎えに来てくださった皆様にはとても感謝しております。
どうぞ最後まで、一緒に奮闘しながら、幸せにてしてあげてください。

レッドファイブはショードッグブリードのブリーダーで、よりスタンダードに近いコーギーを日々追い続けています。
アメリカランキング犬(全米NO1〜NO6)の直子たちや、イギリス外産の直子でブリードをしており、日本のコーギーのベストオブブリードを雄雌で、03'、06'を受賞した子達がいます。
また、世界4大ドッグショーの一つでもあるアジアインター本部展においては、参加し始めた99年からWD・ROM・WD・ROM・ROM・ROMを各国から招かれた審査員たちから受賞することができました。
犬質は非常にレベルが高く、骨格構成のしっかりとした犬で、コーギーらしい顔立ち、非常に賢く、謙虚で、忠実・愛らしくなんともいえない表情を私達に与えてくれます。
沢山の愛情と、この子達から送ってくるいろいろなサインを受け止めながら、育てることに心がけております。
外見はもちろん、内面からもよりスタンダードに近いコーギーを育てることを目標に、ドッグショーに参加して、日本に限らず各国から招かれた多数の審査員に高い評価をいただいているコーギーたちです。
